JICA四国は2026年9月11日、愛媛県宇和島市九島で地域住民とともに「九島かるた」を作った活動を報告しました。実習生2名が「島の保健室」を拠点に約2か月半取り組み、8月27日の報告会で成果を紹介したものです。
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高齢者サロンと小中学生が役割を分担
かるたの読み札は高齢者サロンのメンバーが考え、絵札は地元の小中学生が担当しました。九島の文化や歴史、暮らしの魅力を題材に、世代を越えて一つの作品を仕上げています。高齢者が昔の出来事を思い出し、子どもが島の風景や魅力を絵にする、互いの経験と表現を持ち寄る制作です。
完成後はかるた大会、交流の場へ
完成後にはかるた大会も開かれ、札を通じた世代間交流の場になりました。報告会には活動中に出会った地域住民が参加し、思い出や感謝の言葉、これからの派遣に向けた激励が寄せられました。限られた75日間の活動で、実習生と地域の人たちの間に信頼関係が築かれたことが伝わります。
地域の魅力を次の関わりへ
今回の報告から分かるのは、地域全体の課題が解決したということではありません。一方で、島の記憶を読み札にし、子どもの視点を絵札にする共同作業が、世代のつながりを育てる具体的なきっかけになりました。かるた大会のように、完成したものを囲んで再び集まれる場も、活動の続きをつくります。
活動の経緯や九島で行われた防災啓発などの詳細は、JICA四国の活動報告で確認できます。

