創部初優勝から全国2連覇 広島工業大学自動車部が新規定男子団体で優勝

初めて全国の頂点に立った翌年も、3人の走りで優勝をつかみました。広島工業大学自動車部が、2026年度全日本学生ダートトライアル選手権大会の「新規定 男子の部」で団体優勝し、全国2連覇を達成しました。

大会は2026年8月9日、長野県のモーターランド野沢で開催されました。大学が9月3日に結果を発表しています。今回は、慣れないコースへの対応に加え、新たに製作した車両を短期間で仕上げる課題もあったといいます。

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1964年創部、初優勝の翌年に

自動車部が生まれたのは、大学開学の翌年に当たる1964年です。大学の発表によると、部員は約20人。車を操る技術と整備の知識を学び、部員同士で協力しながら活動を続けてきました。

その部にとって、2025年度の全国優勝は創部以来初めての達成でした。翌2026年度は、初優勝に続く2回目の全国優勝となります。長く続く部の歩みの中で初めて手にした結果を、次の大会でも重ねたことになります。

前年大会については、出場した慶應義塾體育會自動車部も試合報告を公開しています。2025年8月3日にテクニックステージタカタで開かれた大会で、新規定男子団体の優勝校は広島工業大学と記されています。初優勝の年と2連覇の年では、開催地も異なっていました。

ダートトライアルは、未舗装のコースを走り、タイムを競う種目です。JAFの解説でも、未舗装路のタイムトライアルとして紹介されています。複数の車が横に並んで順位を争うレースとは異なり、走行記録の積み重ねが結果になります。

確認項目 大学発表の内容
大会日 2026年8月9日
開催地 モーターランド野沢(長野県)
優勝部門 新規定 男子の部・団体
参加規模 同部門15チーム
順位の決め方 各チーム3人のドライバーの合計走行時間
上位3校 1位・広島工業大学、2位・中央大学、3位・早稲田大学

今回の2連覇は、新規定男子団体での結果です。個人部門の優勝や、ほかの競技を含めた年間総合優勝を意味するものではありません。どの部門で達成した記録かを確かめると、チームとしての成果がよりはっきり見えてきます。

短期間で車を仕上げた

大学発表の全文には、主将の振り返りもあります。長野の会場は、ほぼ初めて走るダートコースだったため、不安があったと説明しています。前年に勝った経験だけで、同じ条件の大会を走れたわけではありませんでした。

さらに、4月から新たにスイフトスポーツを製作していました。大会までの準備期間は長くありません。主将は足回りや吸排気を工夫し、加速性能を備えた車両へ仕上げたと振り返っています。

  • 新しい車両を、4月から大会までの短期間で製作する。
  • 走る前にコースを歩いて確認し、走行の準備をする。
  • 第一走者の車載映像も参考にして、その後の走行につなげる。

これらは大学が公表した主将コメントで確認できる取り組みです。車づくりを進めることと、初めてに近いコースに対応すること。その両方が、今回の準備には必要でした。

団体では、最も速い一人の記録だけで順位が決まるわけではありません。3人の合計走行時間で争うため、ほかの走者へ情報を伝えることも、チーム全体の走りにつながります。大学の資料は、走者以外の部員も整備やサポートを担ったと説明しています。

3連覇はこれからの目標

優勝の一方で、主将は個人の順位には悔しさが残ったとも述べています。そのうえで、3人で団体優勝できた喜びと、支えた人への感謝を伝えました。結果が出ても、課題がすべて消えたわけではなかったことが分かります。

次に掲げるのは、来年度の3連覇です。これは今回の達成に続く目標であり、すでに実現した結果ではありません。車両の準備と走行経験を、次の大会へどうつなぐかが続く挑戦になります。

初優勝からの2連覇を支えた経緯として、今回の発表が伝えるのは、短期間の製作とコースへの備えでした。1964年から続く部の歴史に、新たな優勝を刻んだのは、運転する3人と、その走行を支えた部員たちです。

大会概要と主将コメントは、広島工業大学の発表および発表全文のPDFで確認できます。前年の結果は慶應義塾體育會自動車部の2025年度報告、競技の基礎はJAFの種目解説を参照しています。

世代や役割を超えた共同作業では、高齢者と小中学生が75日間かけて作った「九島かるた」も紹介しています。

この記事は2026年9月3日の広島工業大学発表をもとにしています。初優勝までの経緯と大会概要を、2026年10月18日に追記しました。

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この記事を書いた人

国内外の前向きなニュースを、公的機関・研究機関・当事者の公式発表など確かな出典をもとに紹介しています。記事は元の発表を確認したうえで独自の日本語でまとめ、誤りが分かった場合は訂正します。

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